GDP(国内総生産)は、ある国の1年間の国内総生産額から中間生産物の額を引いたもの。「国内」の生産額であり、日本人が国外で生産した額は含まれない。しかし外国人が日本国内で生産した額はGDPに含まれる。 GNP(国民総生産)は、ある国の国民が1年間に生産した額のこと。外国人が日本で生産した額はGNPに含まれないが、日本人が外国で生産した額はGNPに含まれる。 GDPとGNPの違いすべての生産額は次の三つがある。 日本人が日本国内で生産した額 外国人が日本国内で生産した額 日本人が外国で生産した額 するとGDPとGNPはそれぞれ GDP = 1 + 2 となる。 中間生産物GDPの定義で出てきた「中間生産物」とは、会社が会社に売る製品のこと。 例えば、ある国の経済がA社とB社と消費者しかいない場合を考える。 A社がB社から8億円で鉄を買って、加工し、10億円で自動車を消費者に売る場合、最終的な生産額は10億円である。製造の中間で出てきた8億円の鉄は、最終生産物の10億円に含まれる価値である。この8億円に相当する部分を中間生産物という。 売上の合計は 10億 + 8億 = 18億 だが、中間生産物の8億円を引いて 18億 - 8億 = 10億 10億円がGDPになる。 (责任编辑:) |